税務申告ってどんな流れでやるの?

マイナンバー制度など、税務申告に多くの方が敏感にならざるを得ない出来事が数多くあった事により、税務申告に対する関心が高まっているようです。
申告をしないとマルサが家に押しかけてくる!というどこで仕入れたのかよく分からない先入観を持っている人も決して少なくはない人数でいます。
しかし今まで税務申告をしたことが無かった人はどんな流れで行うのか分からないのではないでしょうか。ですのでここではその流れをご紹介します。

必要書類を準備する

まず何よりも必要なのが必要書類です。
準備するものとして、給与所得や年金など収入を証明できる源泉徴収票が必要となります。年金の場合支払金額が分かるものも必要ですね。
そして控除対象となる医療費や社会保険、生命保険の控除照明、寄付を行った場合はその受領証が必要です。

申告書を用意する

次に申告書を用意します。
申告書は2種類あり、自分の状況に応じて異なります。ざっくりと分けると収入は給与くらいで控除対象は保険や経費くらいの方と、赤字があってそれらの申告もしないといけない方に分かれます。

付表・計算書などの準備

次に付表や計算書を準備します。
申告内容に応じて準備するものは異なります。一例として、家族を雇っている場合・投資信託の配当がある場合・政党などへの寄付金の特別控除額がある場合・居住形態などに関する確認書が必要な場合などですね。
非常に多岐に渡りますので、自分が何が必要なのかしっかりと確認しておく必要があります。

申告書を作る

それらが準備できたら今度は申告書に記入していきます。
収入金額・所得金額・所得控除・税金・住民税に関する事項などを記載する必要があります。もちろん名前や住所なども必要です。
絶対に記入漏れしない様にしましょう。

申告書を提出する

作成した申告書を提出したら税務申告は終了となります。
税務申告の期間は大体2月15日くらいから1か月間程度です。毎年ほとんど変動しません。
直前になって慌ただしく書類を準備するようになるととても面倒くさい事となってしまいますので、毎日少しずつ必要な書類を準備していく様にするのがおすすめです。
そうするとかなり税務申告が楽になりますからね!慌てない事が肝心です。